Glossary用語集

ブロックエディター

ぶろっくえでぃたー

ブロックエディターとは?

ブロックエディターとは、Webページや記事を「ブロック」という単位ごとにパーツを追加・編集していく方式のエディターです。
代表的なのが、WordPressの「Gutenberg(グーテンベルク)」で、テキスト、画像、動画、表などの要素を積み木のように組み立ててページを作るのが特徴です。

どんなときに使うの?

  • ブログ記事を作るとき
  • LP(ランディングページ)や固定ページのレイアウトを自由に作りたいとき
  • コーディングなしでWebデザインを操作したいとき

主なブロックの種類

  1. 段落ブロック:通常の文章を書くためのブロック
  2. 見出しブロック:h2、h3などの見出しを作る
  3. 画像ブロック:画像の挿入
  4. ボタンブロック:リンク付きのボタンを作る
  5. リストブロック:箇条書きや番号リスト
  6. 埋め込みブロック:YouTube、Twitter、Instagramなど外部メディアの埋め込み
  7. カラムブロック:2列・3列のレイアウトを作る
  8. 再利用ブロック:何度も使いたいコンテンツをテンプレート化

なぜブロックエディターが使われるの?

  • デザインや構成が視覚的に操作できる
  • HTMLやCSSの知識がなくてもページが作れる
  • 複雑なレイアウトもブロックを組み合わせるだけで実現可能
  • 同じブロックを何度でも再利用できて効率的

よくある質問

Q. クラシックエディターと何が違うの?
A. クラシックエディターは「ワープロのような一枚の編集画面」だったのに対し、ブロックエディターは“部品を組み立てていく方式”です。自由度と構造性が高くなります。
Q. 初心者でも使いこなせる?
A. はい、ブロックの追加や並び替えはドラッグ&ドロップで直感的。慣れればとても使いやすいです。
Q. カスタムブロックも作れるの?
A. はい。開発者向けには「カスタムブロック」を作ることも可能で、より自由なレイアウトや機能を追加できます。

注意点

  • クラシックエディターから切り替えた場合、最初は少し戸惑う人も多い
  • プラグインとの互換性に注意(古いプラグインは対応していないことがある)
  • 複雑なHTMLやカスタムCSSは専用のHTMLブロックや追加CSS設定が必要になる

まとめ

ブロックエディターは、より直感的・柔軟にWebページを作成できる編集ツールです。WordPressを中心に導入が進んでおり、今後の主流スタイルといえます。初心者でも簡単に扱える一方、カスタムブロックを活用すれば上級者向けの設計にも対応できる、非常に幅広いエディターです。