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えるぴー

ランディングページ(Landing Page)とは?

ランディングページ(略してLP)とは、ユーザーが広告や検索結果などのリンクをクリックしたときに、最初に“着地する”Webページのことを指します。
「ランディング(landing)」は「着地する」という意味で、その名の通り「訪問者が最初に到達するページ」というわけです。
特にWebマーケティングの分野では、「商品を購入してもらう」「問い合わせしてもらう」など、明確な目的(コンバージョン)に特化した1枚の縦長ページのことをランディングページと呼ぶことが多いです。

なぜランディングページが必要なのか?

通常のWebサイトは、いろんな情報が載っている「総合的な案内ページ」のような構成になっていることが多いです。
一方、ランディングページは「これをしてほしい!」という一つの目的に集中したページです。
たとえば、次のような目的があります:

  • 商品の購入
  • 資料請求
  • サービスへの申し込み
  • メールアドレスの登録
  • お問い合わせ

訪問者の関心をひきつけて、迷わず行動してもらうために、情報や導線が緻密に設計されています。

ランディングページの構成要素(基本構造)

  1. ファーストビュー(最初に見える画面):インパクトのある画像やキャッチコピーで「なにを提供しているか」をすぐに伝えます。
  2. ベネフィット(得られるメリット):「これを使うと何が良くなるのか?」を分かりやすく伝える部分です。
  3. 社会的証明(レビュー・実績など):他の人の声やデータで、信頼を得るためのセクション。
  4. 詳細説明:機能、使い方、料金などを詳しく説明します。
  5. CTA(Call To Action):「今すぐ申し込む」「無料でダウンロード」など、行動を促すボタンです。
  6. フッター:会社情報や注意事項などが載っている下部。

ランディングページの特徴

特徴 説明
目的が明確 購入・申し込みなど、1つのゴールに絞っている
デザインが一貫している 色、フォント、画像などに統一感があり、流れを妨げない
離脱を防ぐ設計 メニューが少ない、外部リンクがないなど、他ページに移動させない工夫がある
スクロールで完結 複数ページにわたらず、1枚の中で完結する

ランディングページの効果

  • 広告やSNSと連動させて、高い成約率(コンバージョン率)を狙える
  • ユーザーに迷わせず、短時間で決断を促せる
  • テストや改善(A/Bテスト)がしやすく、データに基づいて成果を上げられる

まとめ

ランディングページとは、訪問者が最初に到達し、明確な目的に向かって誘導されるよう設計された、特化型のWebページです。
ユーザーの注意を引き、必要な情報を適切な順序で伝え、最終的に「行動してもらう」ことを目的としています。