明度とは、色の明るさや暗さの程度を示す特性のことで、色の三属性(色相と明度と彩度)の一つである。

明度が高いほど明るく、明度が低いほど暗くなる。

明度を上げれば上げるほど明るくなり白に近づいていき、最終的に真っ白になり、明度を下げれば下げるほど暗くなり黒に近づいていき、最終的に真っ黒になる。

明度の高い明るい色は軽やかな印象を与え、明度の低い暗い色は落ち着いた重厚な印象を感じさせる。

色の明度差を大きくすると、文字をはっきり見やすくしたり読みやすくしたりすることが可能である。

明度は、色のコントラストや視覚的な階層感を考慮する際に役に立つので、デザインや色の選択において重要な要素のひとつである。