Glossary用語集

グローバルナビゲーション

ぐろーばるなびげーしょん

グローバルナビゲーションとは?

グローバルナビゲーションとは、Webサイト全体に共通して表示される主要な案内リンク(ナビゲーションメニュー)のことです。
通常、画面の上部やサイドに配置され、「ホーム」「会社情報」「サービス」「お問い合わせ」など、ユーザーが頻繁にアクセスする重要なページへのリンクがまとめられています。
Webサイトのどのページを開いても同じメニューが表示されるため、ユーザーが迷わず目的のページに移動できるよう設計されています。

仕組み(使い方)

グローバルナビゲーションは、主に以下のように構成されます:

  1. 共通レイアウトへの組み込み:全ページに共通のHTMLやテンプレートを適用し、ナビゲーション部分を共通化します。
  2. トップレベルのリンク配置:サイト構造の中でもっとも上位にあたるカテゴリやページを並べます。
  3. ハイライト表示:現在のページがどこかを示すため、選択中の項目に色や太さで強調を加えることがあります。
  4. ドロップダウンメニュー:サブカテゴリがある場合、リンクにカーソルを合わせると一覧が表示されるような設計も一般的です。
  5. スマートフォン対応:小さな画面向けには「ハンバーガーメニュー」として省略表示されることが多くなっています。

特徴

  • 全ページに一貫して表示されるため、ユーザーの利便性が高まります。
  • サイトの構造が一目で分かるようになります。
  • 検索エンジンにも重要なページを伝えやすくなります(SEO効果)。
  • ユーザーの離脱や迷子を防ぐ導線設計の中心的存在です。

メリット

  • サイト全体の構成や情報の分類が明確になります。
  • ユーザーが目的のページにすばやくアクセスできます。
  • どのページにいても同じ位置に同じリンクがあるため、迷いにくく安心感があります。
  • 検索エンジンにとっても内部リンクの整備として有効で、SEOの強化につながります。
  • デザインやテンプレートの共通化によって管理もしやすくなります。

デメリット・注意点

  • メニュー項目が多すぎると、視認性や操作性が低下します。
  • レイアウトの自由度が制限され、デザインが画一的になることがあります。
  • モバイル表示ではスペースが限られるため、UI設計に工夫が必要です。
  • 更新のたびに全ページに影響を与えるため、慎重な運用が求められます。

まとめ

グローバルナビゲーションとは、Webサイト全体で共通して表示される主要リンク群のことで、ユーザーがサイト内をスムーズに移動できるよう設計された導線です。
見た目の統一感だけでなく、ユーザビリティやSEOにも関わる重要な要素であり、シンプルかつ整理された設計が求められます。