校正とは原稿と印刷前のゲラ(校正刷り)を対照して見比べながら、誤字や脱字、正しく制作されているかチェックして修正指示することである。

修正点がある場合は、赤ペンなどで目立つように校正紙に直接書き込んでいく。

また校閲という類似語があるが、原稿を読んで、文章表現や内容に矛盾がないかを確認したり、誤りを正したり、不足内容を補うことである。

校正と校閲の違いは、表記の誤りを修正するのが校正で、内容の誤りを修正するのが校閲となる。

校正や校閲と似たような言葉に推敲と査読があるが、文章の構成や表現をより優れたものにするために、文章を何度も読んで確認して練り直していく作業のことが推敲であり、研究者が論文を学会に投稿する際に、専門家や同じ分野の他研究者による評価を受けることを査読という。