ビジュアルモードとは?
ビジュアルモードとは、HTMLやCSSなどのコードを直接書かずに、見たままの状態でWebページや記事を編集できるモードのことです。
特にWordPressなどのCMS(コンテンツ管理システム)に搭載されており、WYSIWYG(ウィジウィグ:What You See Is What You Get)エディタとも呼ばれます。
どんな時に使うの?
- ブログやWebページの本文を作成・編集するとき
- 画像や見出し、リンクなどを視覚的にレイアウトするとき
- HTMLの知識がなくても、直感的に編集したいとき
代表的な機能
- 太字・斜体などのテキスト装飾
- 見出しの設定(H1~H6)
- リスト(箇条書き・番号付き)
- リンクの挿入
- 画像や動画の追加
- 表の挿入
- ブロックエディタ(例:WordPressのGutenberg)ではドラッグ&ドロップも可能
なぜ便利なの?
- 実際の表示イメージを確認しながら編集できる
- コードを気にせず記事作成ができる
- デザインに不慣れな人でもWebコンテンツが作れる
- 作業ミス(タグ抜けや構文エラー)が起こりにくい
よくある質問
- Q. コードで編集したいときはどうするの?
- A. 多くのCMSでは、「テキストモード」や「HTMLモード」に切り替えることで、直接HTMLを編集できます。ビジュアルモードとの切り替えが簡単です。
- Q. ビジュアルモードだと自由度が低い?
- A. はい、細かいレイアウトや特殊な装飾は制限があることもあります。こだわったデザインにはコード編集が必要になることも。
注意点
- ビジュアルモードでの編集後にHTMLモードに切り替えると、タグ構成が崩れることがあります(特に複雑な表や埋め込みコードなど)。
- コピペで持ち込んだスタイル(例:WordやGoogle Docsの書式)が思わぬトラブルの原因になることがあります。
- プラグインによって、ビジュアルモードの操作性が大きく変わることがあります。
まとめ
ビジュアルモードは、Webコンテンツを誰でも簡単に・直感的に作れるようにするための編集方法です。初心者には特に便利な機能であり、Webサイト運営の敷居を大きく下げてくれます。ただし、自由度や整合性に注意しながら、必要に応じてテキストモードとの使い分けも大切です。