Glossary用語集

重複コンテンツ

ちょうふくこんてんつ

重複コンテンツ(Duplicate Content)とは?

重複コンテンツとは、Webサイト内や他サイトと同じ、または非常に似ている文章・情報が複数のページに存在する状態のことを指します。
簡単にいうと、

  • まったく同じ内容が複数のページにある
  • 内容がほとんど同じで、違いがごくわずか

こういったページが「重複コンテンツ」と呼ばれます。

具体例で見てみましょう

たとえば…

  • 商品ページで、同じ商品説明を別々のURLで公開している(例)「商品A説明ページ(URL1)」と「商品A別色のページ(URL2)」で、本文が丸ごと同じ
  • 印刷用ページと通常ページが同じ内容で2つある
  • 他サイトから文章をコピーして使っている(転載・引用の範囲を超えて)

なぜ重複コンテンツが問題なの?

  1. 検索エンジンが混乱する:「どのページを上位に表示すればいいの?」と迷って、評価が分散する可能性があります。
  2. SEOに悪影響を与える:コンテンツがオリジナルでないとみなされると、検索順位が下がることがあります。
  3. ユーザーの信頼を損なう:何度も同じ内容を見せられると、「このサイト、内容薄いな」と思われることも。

重複コンテンツの種類

種類 内容の例
サイト内の重複 自社サイト内で同じ内容が複数ページにある
他サイトとの重複 他のWebサイトからのコピーや転載
URLのパターン違いによる重複 パラメータ違い(例:?ref=xxx)で同内容

重複コンテンツを防ぐには?

  • オリジナルコンテンツを作る:自分の言葉で、他と差別化された文章にする。
  • 重複しそうなページは統合 or 非公開に:内容がほぼ同じページはまとめるか、検索エンジンに見せないように設定する。
  • 引用は適切に行う:他サイトの文章を使うときは、出典を明記し、引用の範囲にとどめる。
  • canonicalタグを使う:HTML内で「このページが正規のページです」と明示できる。
link rel="canonical" href="https://example.com/page"

まとめ

重複コンテンツとは、同じまたはほぼ同じ内容のページが複数ある状態。
検索エンジンに「どれを評価すべきか」混乱を招き、SEOに悪影響を与える可能性があります。
→ 独自性のあるオリジナルな内容を作ることが、検索でもユーザーにも信頼される近道です。