重複コンテンツ(Duplicate Content)とは?
重複コンテンツとは、Webサイト内や他サイトと同じ、または非常に似ている文章・情報が複数のページに存在する状態のことを指します。
簡単にいうと、
- まったく同じ内容が複数のページにある
- 内容がほとんど同じで、違いがごくわずか
こういったページが「重複コンテンツ」と呼ばれます。
具体例で見てみましょう
たとえば…
- 商品ページで、同じ商品説明を別々のURLで公開している(例)「商品A説明ページ(URL1)」と「商品A別色のページ(URL2)」で、本文が丸ごと同じ
- 印刷用ページと通常ページが同じ内容で2つある
- 他サイトから文章をコピーして使っている(転載・引用の範囲を超えて)
なぜ重複コンテンツが問題なの?
- 検索エンジンが混乱する:「どのページを上位に表示すればいいの?」と迷って、評価が分散する可能性があります。
- SEOに悪影響を与える:コンテンツがオリジナルでないとみなされると、検索順位が下がることがあります。
- ユーザーの信頼を損なう:何度も同じ内容を見せられると、「このサイト、内容薄いな」と思われることも。
重複コンテンツの種類
種類 | 内容の例 |
サイト内の重複 | 自社サイト内で同じ内容が複数ページにある |
他サイトとの重複 | 他のWebサイトからのコピーや転載 |
URLのパターン違いによる重複 | パラメータ違い(例:?ref=xxx)で同内容 |
重複コンテンツを防ぐには?
- オリジナルコンテンツを作る:自分の言葉で、他と差別化された文章にする。
- 重複しそうなページは統合 or 非公開に:内容がほぼ同じページはまとめるか、検索エンジンに見せないように設定する。
- 引用は適切に行う:他サイトの文章を使うときは、出典を明記し、引用の範囲にとどめる。
- canonicalタグを使う:HTML内で「このページが正規のページです」と明示できる。
link rel="canonical" href="https://example.com/page"
まとめ
重複コンテンツとは、同じまたはほぼ同じ内容のページが複数ある状態。
検索エンジンに「どれを評価すべきか」混乱を招き、SEOに悪影響を与える可能性があります。
→ 独自性のあるオリジナルな内容を作ることが、検索でもユーザーにも信頼される近道です。