JavaScriptとは？
JavaScriptは、ウェブページに「動き」や「反応」を加えるためのプログラミング言語です。
通常のウェブページは、HTMLで文章を作り、CSSで見た目を整えますが、それだけだと内容はずっと同じです。
そこにJavaScriptを使うことで、ボタンをクリックしたときの動作や、画面をスクロールしたときのアニメーションなど、「ユーザーの操作に応じた動き」を作ることができます。
どんなことができるの？
JavaScriptが使われている例は、日常のウェブサイトでたくさん見られます。
- ボタンを押したらメニューが開く
- 入力フォームで、間違った入力にすぐ赤いメッセージを出す
- スライドショーで画像が自動で切り替わる
- スクロールしたらふわっと文字が出てくる
- 検索窓で、文字を打つと候補が表示される（オートコンプリート）
このように、ページが読み込まれた後の「動き」や「変化」は、ほとんどJavaScriptによって作られています。
JavaScriptの特徴
- ブラウザの中で動く：特別なソフトを入れなくても、ChromeやSafariなどのブラウザが最初から対応しています。
- HTML・CSSとセットで使われる：JavaScriptだけではページは作れません。HTMLで内容を作り、CSSで見た目を整え、JavaScriptで動きを加える、という役割分担があります。
- ユーザーの操作に反応できる：マウスクリックやキーボード入力、画面スクロールなど、ユーザーの動きに合わせて処理を行えます。
- サーバー側の処理にも使える（Node.js）：本来は「画面側（フロントエンド）」の言語でしたが、今は「サーバー側（バックエンド）」にも使えるようになっています。
JavaとJavaScriptは別もの？
はい、名前は似ていますが、全く別の言語です。
「JavaScript」はウェブの動きを作る言語、「Java」はもっと幅広く、アプリや家電などでも使われる言語です。初心者の方が混同しやすいので、注意が必要です。
まとめ
JavaScriptは、ウェブページを「動くページ」にするための言語です。
私たちが見たり触ったりしている多くのウェブサイトでは、JavaScriptがその裏で動いています。
ボタンの動作、入力チェック、アニメーションなど、ユーザーの操作に応じてページをより便利に・楽しくするために、JavaScriptは欠かせない技術のひとつです。